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Categorizeとlabelingが好きな日本人

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“優秀”って?
今まで日本で生きてきて、数知れず
「彼は賢い」とか「あの子は優秀だ」なんてことを耳にしてきました。
それに乗じて自分も、あいつは優秀であの人はそうでもなくて..
なんて無意識のうちにもカテゴラズすることが多かったけど
最近、「優秀」の定義ってなんだろう?
てずっと考えてた。

<デジタル大辞泉より>
ゆう‐しゅう 〔イウシウ〕 【優秀】 
 
[名・形動]非常にすぐれていること。また、そのさま。「―な人材」「成績―」



なんのこっちゃ。

でも当然だけど、世の中にはフィールドとか分野ってのはいくらでもあるわけで
イチローは野球の分野で間違いなく優秀だけどイチローに相撲やらせても
うげってなっちゃうだろうし
アインシュタインにサラリーマンやらせてもどうなんだろうって感じですよね。

この前少し就活してみて思ったけれど、業界が違えば求める優秀さってのは違うだろうし
同じ業界内でも企業が違えばまたそれは微妙に異なってきたりもするのでしょう。
外資系投資銀行とか外資系コンサル、そういう俗に言うトップ企業に内定をもらった先輩も
よくよく聞いていると「いやでも別のとこはあっさり落ちたよー」と言っていたり。


Categorizeとlabelingが好きな日本人
日本人ってあの人はこうで、この人はこうで...
ってカテゴリ分けしてラベルを貼るのが好きなんじゃないかって思う。
日本人同士でまずはじめに会ったら、年齢とか年次を聞いて
それから敬語で話すとかそうでないとか判断することが多いですよね。
英語で生きてる人たちからすると、仲良い友だちの年齢とか年次を
1年経ってから知ったとかいうのはザラにある。
つまり相手の立ち位置というものを相対的に把握し
ラベリングしてそこに当てはめたいんじゃないかな。
それは確かにコミュニケーションを円滑にするけれど
一方で相手に、ラベリングしたものとは異種の行動、
予期しない行動をされたり特徴を発見するのが怖いんじゃないか。
変化や不安定さへの過度な不安というか。


因数分解して考える弱さ
先の自分の、あの人は優秀だとラベルを貼りたがるという例で言えば
ある人を優秀、とラベル付けしてしまえばその人の言うことは大体信じて良い、
と判断ができ自分が考える手間が省けラクができるという心理が働いたんじゃないかなと。

個人とか事象には絶対的な一面というのはなくて
詳細を見るととその中の要素には正しいものもそうでないものも含まれているのに
それを因数分解して見る能力の欠落、そして怠惰。
まぁ当然自分の能力の無さによるのだけれど
正解のあるものに答えを出していくことを基本とする日本の教育の影響もあるのかなと。


日本の教育システム
現状の日本の教育システムだと正解のある問いに答えを出していく能力は鍛えられるけど
正解の無い問いに対して自分の頭で考えて、絶対正解なわけではないけれど答えを出していく
そういったことが欠けていると思う。

例えば大学入試をとって考えてみると
日本のセンター試験+二次試験といった正解の存在する画一的なテストとは異なり
アメリカでは、試験に加え、その大学への出願理由といった
正解の存在しない、一人一人異なる内容のエッセイを重視する。
こうした入学試験のシステムからも、日本人は物事には絶対的な正解がある
という考えを抱きがちになるのではないでしょうか。

けれど、逆にその正解に対して答えを出していく能力の高さのおかげで
カイゼンを重ね世界に誇る技術が生まれてきたという背景もあるんじゃないかと思う。


だから
技術に代表される様な現場力を束ね、世界のプラットフォームに乗せていく
もしくはそれを構築していく構想力が、今は求められてるんじゃないかなと。

そしてその構想力というのはやはり正解の無い問いに対して仮説を立て検証していく
中で鍛えられていくんじゃないだろうか。
わからんけど。

つまり、今も根強い現場力に
正解の無い問いに対しても答えを出していける、デザインしていける構想力が加われば
日本最強じゃね?
っていう。

そんなわけで最近は「構想力」が自分の中のキーワード。


Today’s Book
「マッキンゼーとかコンサルティングなんて怪しい仕事やめときなよ」
と皆が口を揃えて言っていたという時代にマッキンゼーに入社し
以後MBA、投資銀行、ベンチャーキャピタルを経て
様々な外資系企業の社長を歴任してきた藤井清孝さんの本。
会ったことはないけれど、尊敬する人の一人です。
面白いのは外資系ばかり渡り歩いている人ほど、誰よりも日本人的マインドを持ち
日本についてアツく考えていたりするところ。

僕が「構想力」とか言い出したのも完全にこの影響です。笑
-日本/日本人ってもっと世界やれんじゃないの?
-そのために何が必要なんだろ?
とか思ってる方はぜひ。


グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのかグローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか
(2009/01/17)
藤井 清孝

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