Thu.

「起業」、大それて考えないこと。-IVSに行ってきた

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秋も終わりかけ..

IVS(Infinity Ventures Summit)という、色々なベンチャー(ITが多かった)起業家の方々が京都に来て講演をしてくれるイベントがあったので行ってきました。ゲストが豪華だった。こんな感じ


別に自分は今すぐ起業しよう!yeahってノリではないけど、
1) こうして事業をしていて、いわゆる「成功してる」と言われている起業家の方々は、どういうプロセスで今取り組んでることをやろうという想いに至ったのか
2) 何が最終目標なのか
の2点が気になってて参加した。

背景としては
将来ぼんやりと、自分で何かしたいなあという想いはあるけれど、具体的に何がしたいとかどういう分野でってのは現時点で特に無い。考えてないわけじゃないんだけれども。20歳そこらなのにわからんやろ!という言い訳をしつつ、でも30歳くらいまでには決めないと使われるだけで終わってしまうなあなんて思ってる今日この頃。そういうわけで1点目。
2点目は、自分はどこへ行きたいんだろう、ということをぼんやりと考えることが多いから。良い高校に入って、良い大学に入って、良い会社に入って..。そういう道を歩んだとすると、なんだか上に上に行ってる様な感覚はあるけど、じゃあ自分はどこへ行きたいんだろうと。
目標地点に達すれば更にレベルの高い人がじゃうじゃいて、また別の選択肢も見えてきて、劣等感。そこでもがいて次にいったらその繰り返し。僕が2ヶ月過ごしたブルキナファソ(西アフリカ)の大学生は、テキトーにだらだらして会社入って、そんなに給料はもらえないけどまぁそれなりに結婚して子供生まれて、家庭をつくって。海を越えることなどなくグローバル人材なにそれおいしいのという感じで年をとっていく。彼らはテンプレの様に「僕らの国は貧しい、不幸だ」と繰り返すけれど、それなりに家族と過ごす時間も多くて、そこまでハードには働かずそれなりに好きなこともして。彼らと自分、一体どっちが幸せなんだろ。選択肢を持つことが果たして幸せなのか。とかまぁ言い出したら限りが無いのでこの辺にするとして、まぁ自分はどこへ行きたいのかなぁと言う思いはよく抱いてたのが背景。


さて、長くなったけれど、そういう想いを持ってイベントに参加してみての感想をば。

1) 大それて考えない
なんでその事業をしているのか、ということに関してまず感じたのは、まぁはじめからそんなに大それたことをやろうと意気込まなくていいのかなということ。nanapiのけんすうさんは「何をやるかはどうでも良かった、どうせ基本的に失敗するんだから。それより誰とやるのか、あと失敗しても次回に活かせる様な方法かどうか」と。シリコンバレーで起業した柴田さんは、話を聞いたシリコンバレーの起業家は皆口をそろえて「大それて考えるな。自分の身近で困ってることを自分の技術で解決せよ」と言われたそう。
うーん、なるほど。たしかにfacebookもそう。
ライフネット生命の岩瀬さんは、流れに流されてる感じ、と。元から保険に超熱意があったわけじゃないけど、たまたま聞いたビジネス案が面白くて、これだ!となって今に至るそう。勿論早い段階で「これだ!」と思えるがあったらいいけれど、まぁまずは目の前のこと精一杯やって、これからの流れの中で出会えるもんなのかなと思った。パズドラで有名なガンホーの孫泰蔵さん(ソフバン孫正義さんの弟)いわく、「やりたいことができたら寝る間を惜しんででもやりたくなる」らしい。それを見つけられる様に色々なことに手を出す、また準備を整えとくのは大事、ということでアンテナ張りつつ目の前のことに取り組んでこうと思う。

2) 幸せはやっぱ定義するしか
何が幸せなんだろう。自分はどこへ行きたいんだろう。勿論人によって違う、とは思ってはいたけれどどこかのポイントで「はい!」って答えが降ってくる様な幻想を抱いてた様な気がする。GMO熊谷さんの言うようにやっぱ自分で考えて定義するしかないのかなと。もしかしたらその仮説は違うかもしれないし、そしたらまた修正してくことが必要。でもどっちにしろ、人に決められるものじゃないし自分で決めるもの。自分の場合はなんだろう、と考えてみると「人と違うことがしたい」というのが一番根底にある気がする。


その他に思ったことが3つくらいあった。

1) 良い意味で、「フツー」
起業家、成功したベンチャーの取締役、と言うとオーラバリバリのすごい人、というイメージを持ってたけど良い意味で、結構「フツー」なんだなと思った。勿論すごいんだけれど、何か特殊能力を持ったスーパーマンというわけじゃない。等身大というかなんというか。nanapiのけんすうさんとが特に面白かった。彼は起業してるけれど、「一度きりの人生、安定して暮らしたい!」という思いが根底にあるそう。まずは大企業に入ってみた。以下の写真の理由から、「大企業って、最高だよね!」と思ったし今も思ってるそう。笑 けれど成長感がなくて、変化に適応しないと安定した生活できない→じゃあ起業しようか、と。話してる雰囲気もやわらかな感じだったし、話を聞いてると自分もできそう、、と思えてくる。岩瀬さんもHBS留学時代に楽天三木谷さんに会った時、「天に微笑まれている部分も勿論あるけれど、地道な努力をかなり重ねてらっしゃる」と感じ、改めて尊敬するとともに、自分もできるのでは、と思えたと言っていた。そういう、ある意味ポジティブな勘違いって結構大事なのかも。
photo (1)


2) 一人より二人で
もともと、何かを始めるならまずは自分でやれるところまでやってみて、それから人、と思ってた。けれどシリコンバレーだと、「一人でやるな」と口を酸っぱく言われるらしい。一人の天才にはまず投資をしてくれないそう。やはり事業というのは継続してなんぼだし、一人だとその人が体調崩したり死んだりしたらその時点で終わりだから。あと一人でやるというのは本当に辛くて、一人より二人の方が楽しいでしょ、とも。そのパートナー選びに関しては、まぁうまくやろうと思ったら求める能力に合致する人を探してきてくものなのかと思ってたけど、案外友達と、と言ってる方が多くて驚いた。伊佐山さんいわく「後ろから刺されても、こいつだったら仕方ないかと許せる人」だとか(笑) ただその場合でも、多様性が無くなった時点で組織はダメになるから「同じクラスでこいつとは絶対話さないだろ、みたいな人」(柴田さん)を入れるのも大事らしいけれど。

3) ワークライフ・インテグレーション
ワーク・ライフ・バランスよりも、ワークライフ・インテグレーションを。これは特にDeNAとかGREE等IT系の方々が言っていた。今の時代スマホがあれば寝る直前でも連絡のメールを送れるし、別に子供と遊んでたってビジネスのアイディアを思いつくこともある。そこの垣根を作る必要も無いのでないか。むしろそこを分けようとすることのほうが逆に負担になってるのではないか、と。これに関しては結構自分でも納得する部分があって、また別の機会に書いてみようと思ってる。



とりあえずまぁ、こんな感じでしょうか。
うん、非常に充実した1日だった。
こういうイベントに参加すると、すごい人の話も聞けるし高揚感があって、「充実した1日だった〜」という感想は抱くけれども結局何も変わらない、ということは往々にしてある。イベントの最後に「行動に移してかないと、今日来たのは無意味です」と言われて、ひょえーと思って最低限、大量にとったメモを整理してまとめてみた。けどまだうまく自分の中で消化しきれてなくてモヤモヤしてる感はだいぶ。メモとかも振り返らず「良かった!」と思ってるだけの方がスッキリ感はあるんだろうな。笑 無意味だけど。

トピックもトピックなだけに、来年からベンチャーで働きます!みたいな参加者の方も多く、東京から来てる人なんかもちょいちょいいてびっくり。普段から色々な人と話してるつもりだったけれど、こういう層(ITベンチャー行く人とか)のなんだろう、前のめりの熱意みたいなのがぷんぷんしてて面白かった。知り合いも全然いなかったけど、こうして積極的に違う層に飛び込むのも大事やなとしみじみ。


おーわり


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by: | 2014/03/22 07:06 | URL [編集] | page top↑

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